不定期購入2013年08月26日

1971年11月号。表紙は林静一、表紙の裏には古川益三。ガロの定期購読はこのあたりまでで、以後は目次を覗いて時折買う程度になってしまった。

四畳半の物語        永島慎二
星をつかみそこねる男    水木しげる
赤い煙突          辰巳ヨシヒロ
黄金花粉          林静一
ある鯉の話         つげ忠男
櫻画報外伝         赤瀬川原平
あしたの思い出       大山学
蝙蝠横町          陰溝縄児
霧の中           勝又進
赤いものなーに       ふじ沢光夫
きよしあざばんば      藤井勉
軍刀            安倍慎一
見せ物小屋         花輪和一

漫画界の抒情詩人 あすなひろし2013年08月26日

1971年11月号の表紙絵は水野英子、表紙の裏のまんが歳時記は山藤章二。「桔梗」を載せているのは漫画界の抒情詩人、サマーフィールト・かたばみ抄・哀しい人々・からじじぼたん・青い空を白い雲がかけてった等、独特の風景を伝えてくれた-あすなひろし です。

火の鳥          手塚治虫
ダンサンの漫画博物誌   永島慎二
ほえろボボ        村野守美
桔梗           あすなひろし
やすべえ         楠勝平
源氏源氏物語       黒鉄ヒロシ
とのおー         雑賀陽平
命燃ゆる海        宮本ひかる

「まんがと私」
落合恵子 長野規(少年ジャンプ)

まんが歳時記
『11づくし』
所は京都河原町、なまず料理で有名な「十一屋」。人は「11PM」の藤本義一氏、「11番」の村山監督、そして、結婚「11年目」のイラストレーター山藤章二、「11づくしやなァ」義一氏のことばに一座ははじけた。叡山の黒いかげも肩をすくめているようなつめたい霜月の宵だった。

萩尾望都「10月の少女たち」2013年08月26日

1971年10月号の表紙絵はちばてつや、表紙の裏のまんが歳時記は藤本蒼。ちばてつやとの初対面は「ちかいの魔球」、そして「島っ子」で少女まんがに入り込み「みそっかす」「ユキの太陽」「123と45ロク」「テレビ天使」「アリンコの歌」「ハチのす大将」と当時、神田の書店街をうろつき、「紫電改のタカ」「ハリスの旋風」「少年ジャイアンツ」ついに「あしたのジョー」あたりで、おいらは暫く漫画から遠ざかる事になるのだが、少年マガジンに「あしたのジョー」が連載されていた昭和43年(1968)から昭和48年(1973)のころが一番まんがにどっぷりつかっていたと言うか、それが許される時期(年代)だったのしょうね。

火の鳥          手塚治虫
ダンサンの漫画博物誌   永島慎二
ほえろボボ        村野守美
明日はお嫁に       山上たつひこ
うそつき鏡        矢代まさこ
10月の少女たち     萩尾望都
思い出のジュン      石森章太郎
悪霊           あいかわ桂
目的           上田としこ
暗い部屋の中で      まき・のむら

「まんがと私」
赤塚不二夫 砂川しげひさ

まんが歳時記

楠勝平「ぼろぼろぼろ」2013年08月26日

1971年9月号。表紙は林静一、表紙の裏には古川益三。

四畳半の物語        永島慎二
星をつかみそこねる男    水木しげる
じんましん         辰巳ヨシヒロ
ぼろぼろぼろ        楠勝平
無頼の街          つげ忠男
櫻画報外伝         赤瀬川原平
ディンドンサーカス     佐々木マキ
紫の伝説          古川益三
つるべ心中         勝又進
怪人Mと少年探偵団     淀川さんぽ

ほえろボボ 村野守美2013年08月26日

1971年8月号の表紙絵は石井いさみ、表紙の裏のまんが歳時記は永美ハルオ。COMに掲載の「つくしんぼ」が初対面の、みやわき心太郎。刑事に載った「日本チャリンコ銘名伝」「青春残酷詩」、月刊青春の「青春オタンコナス」「初恋アルバム」、「革命児ゲバラ」あたりで少しブレて、「花嫁」「あたたかい朝」。トップコミックの「晩夏」は、やっぱりCOMの時の「晩夏」が濃いと思う。その後「暗殺者ローザ」「牌の音」。

火の鳥          手塚治虫
ダンサンの漫画博物誌   永島慎二
ほえろボボ        村野守美
夕凪船長         宮谷一彦
よじょう         みやわき心太郎
おねえさんの結婚     樹村みのり
さむらいのタダ吉ちゃん  小山田つとむ
なかよしの詩       あだち充 「まんがと私」
みつはしちかこ 森山大道

まんが歳時記

四畳半の物語2013年08月26日

1971年8月号。カムイ伝第一部完結の後、表紙は林静一、表紙の裏には古川益三が登場。永島慎二の「四畳半の物語」の連載開始、この空気が結構好きだな。

星をつかみそこねる男    水木しげる
四畳半の物語        永島慎二
櫻画報 廃刊号       赤瀬川原平
無頼の街          つげ忠男
紫の伝説          古川益三
つるべ心中         勝又進
怪人Mと少年探偵団     淀川さんぽ
桜色の心          林静一
ピクルス街異聞       佐々木マキ
スケッチ          つりたくにこ
夢幻城殺人事件       陰溝縄児
君の頭の中には何がある   星川忠

水野英子2013年08月26日

1971年8月号の表紙絵は石原春彦、表紙の裏のまんが歳時記は水野英子。

火の鳥          手塚治虫
ダンサンの漫画博物誌   永島慎二
空間機甲団        松本零士
十日間の超能力      桑田次郎
難破船          川本コオ
砂            岩本久則
ラーメン死都       石原春彦
いちご都市        坂口尚
天使野郎         村野守美
ないちゃいけないヨ    ハタ大輔
「まんがと私 さよならフクちゃん!」
   ミニインタビュー フクちゃんと私
横山隆一 伊藤逸平 長谷川町子 サトウサンペイ 小島功 加藤芳郎 横山泰三

まんが歳時記
「北欧のカレリアの野にも ひまわりは 咲くだろうか
 ロシアの国花がひまわりだなんて 今まで 夢にも思わなかった
 厚さよりも けだるさよりも すべてから解放される喜びが
 夏にちがいない」

第一部 完結2013年08月24日

1971年7月号。「カムイ伝」第一部 完結。

今、やっと「カムイ伝」三部作のうち、第一部が終ったところだ。
しかも、物語の真のテーマはいまだに現れていない。なんと不可解なことであろう。
たいして長くない航海ではあったが、船はその船体にも、また機関部にもさまざまな傷や付着物によってその機能は麻痺寸前の状態で、とある入江に碇泊している。
機関部の破損箇所を見つけて修理し、船足をおくらせるフジツボやカキを掻き落とし、亀裂を埋め、再び風と波の第二の航海を前に、中古船は深い吐息をついている。
だが、 いずれ大海にこのボロ船の姿を見ることがあるだろう。
たとえどのような嵐にも、この船は沈むわけにはいかない。もしマストが折られ、舵をもぎとられ、浸水する水をかきだしながらでも、船は進まねばならないのだ。何故ならば、船には大切な物を(乗客を)乗せているのだから。しかし、この船がどこへ着くか、乗船者もそして舵手さえも予測することはできない。
だか、とにかく第二部においては、物語は再び動物の世界へもどることになる。そして、あの白い狼・カムイとわれわれは再会しなければならない。そこで彼及びその仲間は、何を我々に語りかけて来るのだろうか?

以上が、1971年7月号「カムイ伝」74 第一部 完  後記の全文です。

カムイ伝(74)      白土三平
星をつかみそこねる男    水木しげる
櫻画報 No. 33     赤瀬川原平
無頼の街          つげ忠男
紫の伝説          古川益三
勝又進作品集        勝又進
怪人Mと少年探偵団     淀川さんぽ
夢幻城殺人事件       陰溝縄児
犬             星川忠
入選作品 かんのむし    花輪和一

カムイ伝 第一部 登場人物

手塚治虫と滝田ゆう2013年08月24日

1971年7月号、表紙絵は手塚治虫、表紙の裏のまんが歳時記は滝田ゆう。

火の鳥          手塚治虫
白い童話         藤子不二雄
ダンサンの漫画博物誌   永島慎二
やっこらショ       永井豪
初夏           川崎のぼる
まこと君のクソおやじ   黒鉄ヒロシ
どゥりィむ        正岡としや
初恋漬          上村一夫

「まんがと私」
水沢謙一 わたなべまさこ 亀渕昭信

まんが歳時記

残すところあと1回2013年08月24日

1971年5月号。「カムイ伝」第一部も残すところあと1回。

カムイ伝(73)      白土三平
星をつかみそこねる男    水木しげる
梶 又衛門         楠勝平
櫻画報 No. 32     赤瀬川原平
無頼の街          つげ忠男
紫の伝説          古川益三
末摘花           勝又進
怪人Mと少年探偵団     淀川さんぽ
五点やの狸         鈴木翁二
夢幻城殺人事件       陰溝縄児